初めて一人暮らしをしたのは学生時代です。
とはいっても、大学2年生から暮らし始めたので、
1年間はすでに一人暮らししている友人たちの部屋を見て
事前に「どんな部屋がいいか」を偵察しておりました(笑)
渡り歩いて気づいたことは、「必ず趣味のゾーンがある」ということです。
例えば、部屋全体がピンクやキャラクターものというのは、正直もう年齢的にきついのでは……
学生は18から22歳まで(基本的に)なので、趣味もかわります。
それをベッドやカーテンなど大型にぶつけてしまってはちょっと博打です。
もしそこに男性を呼ぶとしたら、可愛くても男性ウケは正直???という点も。
もちろんハロー◯ティで統一された部屋をみて女の子らしい!
と感激するメンズもいるかもしれませんが。
ともあれ、わたしはそういうポリシーがありましたので、どこか一角を趣味のゾーンとすることにしました。
わたしが見て歩いた友人の部屋もとてもセンスが良く、
例えば壁にマスキングテープで好きなポスターやチラシを貼っていました。
もしこれがアイドルのものでも、マスキングテープならすぐ外せます。
他には、ライブでもらってきたデザインのかっこいいフライヤーや、美術館で手に入れたポストカード。
ウォールステッカーなどを貼っている子が多かったです。
あとは、本棚の上にフィギュアなどをおいているのですが、これもまたセンスがよい。
アニメのキャラクターなども、まわりに関連付けたもの、
例えばアイドルのアニメのフィギュアのまわりに小さな花を散りばめてあったり、
戦国系のフィギュアの近くに馬を配置してみたりと、
いわゆる「ただのオタク趣味」ではない感じがなんとも魅力的でした。
「特に趣味とか飾るものがなにもないんだけど」という方も、
ちょっとした小物から始めてみたらいかがでしょうか。
使い終わったジャムの瓶などを洗って、中にマスキングテープを入れてみると、
いわゆる見せる収納になります。
100円均一ショップにあるような小さなコップにクリップなどをいれてみるのもおしゃれなカフェ風になります。
1枚好きな柄の布を敷いてみる、壁にかけてみるでも少しアクセントになりそうですね。
以上のようなかたちで「部屋の一角を趣味のゾーンにしてみる」と、大人な雰囲気の部屋になります。
部屋全部がごちゃごちゃしていないからこそ長く住み続けられる部屋になり、
気分によって簡単にアレンジ可能です。
なんなら誰か来た時にすぐ隠すこともできますしね!