一人暮らしの物件を探す時に、駅からの近さ、築年数、部屋の広さや設備についてはチェックしても、
寝具をどうするかまではなかなか考えませんよね。
寝具を布団にするかベッドにするかによって、選ぶ物件のポイントも変わってきます。
一人暮らしの寝具を決める時のヒントをご紹介します。
ご自分がどのような一人暮らしをしたいか?と想像しながら、考えてみてくださいね。
○布団のメリット・デメリット
押し入れのある部屋ならば「布団もあり」だと思いますが、それ以外はやはりベッドをお勧めします。
ロフトに布団を敷く方もいらっしゃるようですが、夏は暑くなり換気も悪いので、
布団を敷いたままにすることは衛生的にも良くありません。
たとえ押し入れがあっても、忙しい朝や疲れて帰って来た時に
布団の上げ下ろしをするのは結構面倒ですよ。
布団を敷いたままにしてしまうと、布団や床にカビが生えてしまいます。
布団の良いところは、押し入れに収納してしまえば、
床スペースを有効に使えますので、友達をお部屋に招いて一緒に食事をする時などにも便利です。
押し入れがある・布団の上げ下ろしが苦痛ではない・
友達を部屋に招く機会が多いならばお布団が良いといえます。
○ベッドのメリット・デメリット
ベッドの良さは何と言っても、忙しい朝に寝具をたたむまずに出かけられ、
疲れて帰って来た時にゴロリとすぐに横になれる事です。
でも、一人暮らしの狭い部屋にベッドを置いてしまうと、床のスペースをほとんどベッドに占領されてしまいます。
ワンルームの場合は、ベッド・テーブル・チェスト・収納棚を置いただけで部屋がいっぱいになってしまい、
友達と一緒に部屋でお鍋でも食べたいと思っていても、そんなスペースはありません。
押し入れがない・布団の上げ下ろしが面倒・人を部屋に招くことが少ないならばベッドの方が良いでしょう。
○ベッドの下を収納スペースとして活用しましょう
一人暮らし用のお部屋は、収納スペースが少なくて困った方も多いはずです。
特に女性の場合は洋服やバッグ、その他細々したものがたくさんありますよね。
収納できないからと家具を買い足していくと、狭い部屋がますます狭くなってしまいます。
収納スペースが少ないならば、ベッドの下を収納スペースとして活用しましょう。
収納引出しが付いているベッドもありますが、
狭い部屋にベッドを置いた場合、引出しを十分に引き出せないことがあります。
おススメなのは脚が長いベッドを購入し、ベッド下に収納ケース(衣装ケース)を複数個入れる方法です。
収納ケースにかさばるセータやフリースなどを入れておけば、クローゼットの中がスッキリします。
一人暮らしでも清潔な寝具で気持ち良く眠りたいですよね。
ご自分の生活に合った寝具を選んで、一人暮らしを健康に楽しくお過ごしください!