実家から遠く離れた地域にある
大学に入学したり会社に入社したりすると、
多くの場合一人暮らしが必要になります。
一人暮らしだと、毎日の食事はもちろん掃除や洗濯も、
基本的に自分一人でおこなわなければなりません。
そのため家事に使う家電をそろえようとする人は多くいます。
たとえば冷蔵庫や掃除機や洗濯機などです。
しかしそれらの家電が絶対に必要?
というと、そうでもありません。
生活の仕方によっては、意外とそれがなくても何とかなるのです。
たとえば冷蔵庫は、食事を学生食堂や社員食堂などでの外食にしたり、
お惣菜やお弁当を買ってきたりすれば、なくても問題ありません。
掃除機も、床がフローリングであれば雑巾で拭けば十分ですし、
絨毯の場合は粘着テープを使えばきれいになるので、
必需品というほどでもありません。
洗濯機も、冬場は数日くらいは洗わずに同じ服を着ることができますし、
汚れてもコインランドリーがあるので大丈夫です。
そう考えると、家事用の家電はなくても十分に生活ができるのです。
そもそも一人暮らしで必要な家事は、それほど量が多くないので、
家電がなくても負担は少ないと言えます。
しかも家電は、購入すると万単位のお金がかかります。
レンタルするという手もありますが、それも月々数千円かかるので、
長期間借りれば借りるほど支払い額が増えます。
さらに引っ越しをする際にも、荷物が多い分引っ越し料金が高くなります。
その点家電を使わない一人暮らしの場合、お金をあまりかけずに済みます。
一人暮らし用の物件には収納スペースが少ない場合が多いので、
家電がインテリアの妨げとなることもあるのですが、
家電がなければ当然その心配もないのです。