快適なお部屋の選び方

一人暮らしのアパート選びは大変です。

一昔前はどこでも大差が無かったので家賃と所在地だけである程度絞り込みができたのですが、

今ではそれだけでなく敷金礼金なし、家具家電付やオートロックなど防犯対策、

さらにはお姫様のような部屋、キャラクターの部屋など不動産会社地域によって一律ではないですが、

人口が多い地区は絞る込みさえ難しい選択肢の多すぎる状態です。

 

最初はある程度場所を選ぶことから始めるのですが、あまり「近い」アパートは避けるほうが無難です。

近いという事は通うのには大変便利ですが、学生であれ社会人であれ

あまり近いと友達同僚にも便利なので休憩所扱いに始まり、

入れてくれ泊まらせてくれなど厄介な問題が発生する可能性が少なからずあるからです。

図々しい人はどんな組織でも一人くらいはいますし、

仕事ですと断りにくい上に同僚などの急病トラブルで都合よく呼び出されるというケースもあります。

 

仮に本人達だけが納得していたとしても一人暮らし用のアパートに複数人が出入りするのは

周囲の住人には迷惑になります。

話し声が大きくなるだけでなく生活音が迷惑になってしまいます。

ドアを開け閉めトイレだけでも人数分倍ですから

朝が早い仕事の人だと睡眠がとれないと管理会社等に連絡が入るかもしれません。

なのでバス電車の乗り換えがない地域、自転車バイク車で10分程度が

自分にとっても周りにとってもベターな選択だと思います。

 

地域を絞り込んだら次に絞り込むのはその建物の中身構造です。

鉄筋鉄骨木造では暮らした時通常会話も生活音の聞こえ方がまるで違います。

築年数外観も重要な要素ではありますが、

どんなに素敵な建物でも住民外に音が筒抜けでは暮らしにくくなりますし体調の管理も大変です。

落ち着ける場所を選ぶときは外観だけでなく中身で選ぶほうが快適に長く住めるものです。

 

ある程度の物件を選んで後は選ぶだけの時にさらにオススメの方法があります。

それは夜にアパートを見に行くのです。中に入らなくてもいいんです。

夜には明るい時には見えなかったモノが見えます。

日中は人通りがある町でも夜中だと薄暗く人通りもない場合が多々あります。

 

住民はいるのか?

ビジネス街だと夜と早朝長期休暇時は無人のようなものです。

生活音はどうか?

仕事が昼夜逆転の人が住んでいたり騒がしい住民ご近所がいないかどうかを確認できます。

安全面はどうか?

通勤通学時のルートの外灯などは明るいかをチェックするのは夜にしかできないことです。

 

引っ越しは肉体的にも精神的にも金銭的にも大仕事です。

手間がかかる面倒なことですが安心と安全の住まいを選ぶのでしたら是非されたほうがいいと思います。


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