一人暮らしを始める時は「これもあった方が便利かも」と、
いろいろと家電を揃えたくなりますが、買っても活躍しない家電も結構あります。
一人暮らしの家電の選び方のポイントを紹介します。
○電子レンジは必須アイテム
「一人暮らしをしている時、壊れたら一番大変な家電は何?」と、
聞かれたら「電子レンジ!」と即答します。
一人分の料理を毎回作るのは大変なので、
冷蔵・冷凍した残ったおかずを加熱する時に電子レンジは重宝します。
疲れて帰って来た時は電子レンジがあれば、冷凍パスタで済ませることもできます。
一人分のホウレンソウやブロッコリーをお湯で茹でるよりも、
電子レンジで加熱した方が栄養分の損失も少なく、光熱費もかかりません。
クッキーやパウンドケーキなどのお菓子作りをしないのであれば、オーブン機能は必要ありません。
オーブンレンジでトーストしても、庫内が温まるまでに時間がかかるため
パンがパサパサになって美味しくないので、トーストやお餅を焼くならば、
オーブントースターの方が、短時間で美味しく焼けます。
○冷蔵庫は冷蔵室より冷凍室を優先
冷蔵庫を選ぶときは、冷蔵よりも冷凍室の大きな冷蔵庫がおすすめです。
頻繁に料理を作らないならば、ジュース、麦茶、ビールなど飲み物や、
生野菜と玉子が入るくらいの冷蔵スペースがあれば十分です。
冷凍庫が大きければ、多めに炊いたご飯を冷凍したり、市販の冷凍食品をストックしておくこともできます。
○冬の寒さには電気ひざ掛け
フローリングの場合、冬は床からシンシンと冷えます。
エアコンの暖房は部屋の上部は温まりますが、床付近まで暖かくするのは大変です。
ストーブで足元を温めたくても、夏になってストーブを収納する場所もありませんよね。
こたつをおくスペースがないお部屋だって多いと思います。
そんなお部屋の場合は、電気ひざ掛けがおすすめです。
大きいサイズの電気ひざ掛けならば、腰から足先までホンワカと温めてくれますよ。
○品質の良い洗濯機
一人暮らしで洗濯物の量も少ないからと、価格を優先して
聞いたこともないようなメーカーの洗濯機を買わないでくださいね。
洗濯機の水漏れ事故を起こしたら、下の階の部屋まで水浸しになって大変な事になります。
洗濯機は小さくても良いですが、信頼できるメーカー品を選ぶことをおすすめします。
○掃除機よりもホウキとフローリングワイパー
一人暮らしを始める時に、取りあえずホウキとチリトリ、
フローリングならばフローリングワイパーだけ用意して、掃除機を買わないで生活してみてください。
掃除機がなくてもホウキとワイパーがあれば、日常の掃除には困らないと思います。
早朝や夜遅くに掃除機をかけるのは音がうるさくて迷惑なりますが、
ホウキならば気が付いた時にいつでも掃除ができます。
生活を始めてみて不便だなーと分かってから、
家電を買い足していく方が無駄遣いせずにすみますし、
無駄な家電で部屋があふれかえることもありませんよ。