私が一人暮らしを始めたのは25歳の時です。
会社にも慣れて来て収入も安定した頃、そろそろ自立しなくてはという思いと、
当時付き合っていた彼と、もっと自由に会いたいという事もあり、職場の近くにマンションを借りました。
彼と一緒に部屋を探すのは本当に楽しかったです。
部屋を選ぶ条件は、場所と予算。
そして女の一人暮らしですので、やはり防犯、オートロックが無いと勧誘などもあるため、必須条件でした。
1Kの狭い部屋ですが、天井が高く取ってあり、解放感のある印象がとても気に入って今の物件に決めました。
さぁ、いざ夢の一人暮らしです。
何と言っても家具をすべて自分で選べる事が一番の楽しみです。
とは言っても、マンションを成約するにあたり初期費用は家賃の3倍以上はかかり、
生活に必要不可欠な家電を先に買い揃えなくてはいけません。
やはり家具に使えるお金は限られて来ます。
結局、大手通販サイトで安い組み立て式の家具を仕方なく購入しました。
しかし、やはり値段相応です。
すぐに傷んでしまったり、収納の使い勝手が悪く、コーディネート的にも統一性がありません。
掃除をしても、どこか散らかっているような印象になってしまいます。
そして一人暮らし生活が安定してくると、そういった部屋の印象が気になって仕方なくなったのです。
家具を変えたくて、変えたくて仕方なくなった私は部屋の模様替えを決行しました。
引越をしてから、わずか1年程です。
まずは部屋が狭くなるのが嫌でベッドではなく布団を使用していましたが、布団は本当に埃が立つんです。
掃除してもすぐに埃が溜まってしまいます。
まずは布団をやめてベッドを購入。
やはり睡眠は大事ですから、マットレスは奮発しました。
ベッドフレームは収納付を選びオフシーズンの物をベッド下にしまいます。
大変重宝しています。収納の少ない一人暮らしにはオススメです。
何より布団の時より明らかに埃が少なくなりました。掃除も楽チンです。
そして、物が溢れがちなキッチン周りは、プチDIYに挑戦しました。
ニトリで購入したカラーボックス(これが安くて頑丈です)にホームセンターで購入したレールを取り付け、
炊飯器やポットを出し入れ出来るような収納棚を取り付けました。
また、カラーボックスなら棚の高さを調整できるため、
一番下にはゴミ箱を収納、2段目は狭くして、サランラップや三角コーナーの袋などの小物を収納、
3,4段目にはポットと炊飯器、という具合に物が丁度納まるようにアレンジできるので、
キッチンが断然すっきりします。
現在は今の家具たちで落ち着いていますが、最初の家具は本当に失敗だったと思います。
一人暮らしを始められるのなら、家具は急いで揃えると私のように失敗します。
家具は最悪、少しの間無くても生活は出来ますので、
収納する物量や配色などを考えて計画的に購入される事をお勧めします。