社会人になると同時に一人暮らしをすることになり、
両親と一緒に譲れない条件を絞り出すことから始めました。
当時車の免許は持っておらず、実家から最寄りの駅まで5分ほどだったので、
駅から離れた物件は考えられませんでした。
どんなに遠くても徒歩15分以内の物件は絶対に譲れません。
またドアを開けてすぐに部屋が丸見えになってしまう完全なワンルームの物件は、
防犯上嫌だったので1Kでキッチンと部屋の間にドアが付いているものも条件として挙げました。
実家ではロフトベッドがある6畳の部屋で過ごしていたので、できるだけそれに近い物件を希望しました。
駅から徒歩10分ほどの場所にすべて角部屋のアパートが見つかり、そこに住むことにしました。
6畳のロフト付きと言うことで、実家では6畳の部屋の中にロフトベッドを置いていたので、
ロフトがある上に6畳丸々自由に使えるスペースがあることに感動しました。
家賃が5万円と言うことで、ワンルームの他の物件に比べて高めでしたが、大満足の間取りでした。
部屋が決まってから家電探しを始めました。
キッチン周辺はスペースの余裕がなかったため居間に冷蔵庫を置くことにしました。
今まで一般家庭用の冷蔵庫しか見たことが無かったので驚きましたが、
一人暮らし用の冷蔵庫はおしゃれなデザインが多く、驚きました。
シックなえんじ色の物や、鮮やかな赤、落ち着いた黒などどれも値段は高くなく、迷ってしまいました。
しかし自分の部屋に置きたい物やカーテンの色を考慮するとあまり奇抜な色を置くわけにもいきません。
無難すぎる白やシルバーは嫌だったので真っ黒のかっこいい冷蔵庫を購入しました。
一番困ったのは洗濯機でした。
とにかくおけるスペースが狭く、排水溝の位置も取り付けにくい場所にありました。
あらかじめ寸法を測り写真を取って電気屋さんに言って相談した結果、
オーソドックスな一人暮らし用の小さい洗濯機を勧められました。
私、と言うか母が洗濯機についてのこだわりが強く、乾燥器が付いているものが絶対にいいと説得されました。
実家には乾燥器があり、梅雨や雨が続くときは重宝しています。
乾燥器の機能が付いた選択器はドラム式の物しかなく、値段もかなり張りますが父が買ってくれました。
普通の洗濯機に比べるとかなり大きいので、設置すると若干前に飛び出してしまいましたが、
乾燥器が付いているものは本当に便利でした。
急いで洗濯したいときや、梅雨の時期は本当に重宝しました。
今までベッドだったのが、ロフトに布団を敷いて眠ることになりました。
初めは絶対にベッドが良いと思っていましたが、
当然ながら布団の方が確実に広々とスペースを使うことができますし、
寝返りを打った時に揺れないのが快適でした。
収納があまりない部屋だったので、取っておきたい家電の段ボール箱や季節限定で使用する家電は、
ロフトに一緒にあげてしまいました。
これも部屋がすっきりするので大変役に立ちました。
結局、実家の部屋割りに一番慣れていると思うので、人る暮らしをする時は自分の理想の部屋を探すよりも、
慣れていて使いやすい間取りで探すのが実用的で良いかと思います。