大学生の1人暮らし

大学3年生になって、理系だったため、実験や研究が忙しくなり、

大学の近くに部屋を借りて1人暮らしすることにしました。

 

部屋探しは、

1.女性なので安全が確保されること、

2.できるだけ大学に近いこと、

3.家賃、

という3つの条件(一つ目が一番大切)を考慮して決めました。

 

一つ目の安全というのは、例えば明るい通りに面していたり、2階以上だったり、

できればオートロックだったり、ということです。

女性専用のアパートもあったのですが、

住宅地の奥で全体的に暗い道を歩いて行くことになるので、やめました。

 

二つ目の大学に近いというのは、近くに学生向けの部屋がたくさんあったので、助かりました。

家賃は、親からの仕送りと奨学金とアルバイト代で払える金額が決まってくるので、その範囲内で考えました。

安全と家賃とを両立させようとすると、どうしても部屋が狭くなります。

 

結果的に、大きい通りとコンビニに面しているオートロックのマンションが見つかりましたが、

その分部屋の面積はとても狭くなりました。

 

狭い部屋に置いたものは、まずベッドです。

寝ることは自分の部屋でしかできないので、その分のスペースは確保し、

布団カバーなども自分らしく整えました。

 

それから、簡単な食事ができる小さなテーブルと椅子も起きました。

勉強は大学ですることにして、学用品などはほとんど、研究室の自分の机に置くことにしました。

収納ゼロなので、ベッド下に収納ケースを用意して、その中に洋服などはしまいました。

 

冷蔵庫は小さめを置きました。

洗濯機も悩んだ結果、小さめを買いました。

コインランドリーにいちいち行かなくて済むのは助かりましたが、

ベランダに洋服を干しづらく(女性が住んでいるとわかるので)、

部屋干ししようにも今度は干す場所がなく、

狭い部屋が濡れた洗濯もので一杯になってしまうこともありました。

 

テレビは置きませんでした。

もともと見る習慣は少なかったし、置く場所もなかったからです。

テレビがないことで、特に不自由はありませんでしたが、

テレビがないとほかに本を読むくらいしかできないので、部屋はほとんど寝るためだけの空間でした。

 

オートロックだったので、安全だと思いきや、ちょっと怖いこともありました。

筒形のマンションだったので、マンションに入ってしまうと、外からは全く見えない作りだったのです。

エレベーターの中や廊下で何かトラブルが発生しても、

外から見えない作りは、実はとても怖いということを、引っ越ししてから知りました。

同じ階の人は、学生や若いサラリーマン風の人が多かったのですが、

どんな人が住んでいるのかまでははっきりわからなかったので、

たまにエレベーターでこわもての人などと一緒になると、ドキドキすることもありました。


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