大学や専門学校への進学をきっかけに
一人暮らしを始めるという人も少なくありません。
また、就職にともなう引越しによって
家族と離れて暮らすことを強いられる場合も多くあります。
このような場合、転居が急に決まることも少なくなく、
引越しのための準備期間が十分ではないことがほとんどです。
そのため、どうしても蔑ろになってしまいがちなのが防犯対策です。
特に学生の場合は、防犯に対する心構えが出来ていない場合が多く、
思わぬ危険に巻き込まれることも考えられます。
そこで大切なのが、一人暮らしにともなう危険から身を守るために、
防犯に対する知識を持っておくことです。
まず、女性の場合に多く見られるのが、女性の一人暮らしであることを
周囲に察しられてしまうようなインテリアの選択です。
可愛らしい家具に囲まれて生活したいという気持ちは理解できますが、
防犯の観点から言うと最低でもカーテンの色は女性らしさを控えた
落ち着いた色にするべきです。
ピンク色などの淡い色のカーテンは女性の一人暮らしを連想させる色ですから、
空き巣などの被害にあいやすい傾向があります。
また、窓ガラスにステッカーを貼ったり振動を察知する
ブザーを取り付けたりしておくのも、未然に被害を防ぐ有効な手段です。
一人暮らしは犯罪被害にあった場合に周囲に頼る人がいないことが多く、
迅速な対応ができないケースも少なくありません。
そのため、防犯に対する配慮を怠らずに被害を回避することが重要になります。